ドジャース、逆転勝ちで32年ぶり7回目の世界一 筒香嘉智は出番なく終戦

ドジャースが32年ぶりのワールドシリーズ制覇を決めた【写真:AP】
ドジャースが32年ぶりのワールドシリーズ制覇を決めた【写真:AP】

6回にベッツの好走塁で逆転、沖縄出身ロバーツ監督はアジア系米国人監督として初のWS制覇

■ドジャース 3-1 レイズ(ワールドシリーズ・日本時間28日・アーリントン)

 ワールドシリーズは27日(日本時間28日)、テキサス州アーリントンで第6戦が行われ、ドジャースがレイズを3-1の逆転で下し、1988年以来32年ぶり7回目のワールドシリーズ制覇を果たした。レイズ・筒香嘉智外野手の出番はなく、涙を飲んだ。

 3勝2敗で王手をかけていたドジャースは1点を追う6回、1死からバーンズが中前打で出塁。続くベッツの左翼線適時打で二、三塁にチャンスを広げると、暴投で同点とした。さらに、1死三塁からシーガーの一ゴロの間に三塁走者・ベッツが好走塁。ヘッドスライディングで逆転した。8回には先頭ベッツの中越え2号ソロで突き放した。先発ゴンソリンは1回2/3で3安打1失点。2回途中から6人の救援投手をつぎこみ、小刻みな継投で逃げ切った。沖縄出身のロバーツ監督はアジア系米国人として初めてワールドシリーズ制覇した指揮官となった。

 レイズは新人アロサレーナが初回に右越え3号ソロ。ポストシーズン新記録を更新する10本目の一発で先制したが、先発スネルを6回途中2安打1失点で降板させたことが誤算だった。初のワールドシリーズ制覇に届かなかった。

(Full-Count編集部)

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