田中将大が“サバシア式”再契約? 地元メディア予想「ヤ軍と1年ごとに契約更新」

ヤンキースからFAとなった田中将大【写真:AP】
ヤンキースからFAとなった田中将大【写真:AP】

地元メディアNJ.comは田中を注目のFA選手17位に選出、ヤンキース再契約と予想した

 大リーグ選手会(MLBPA)は28日(日本時間29日)、フリーエージェントになった147選手を発表し、日本人では7年契約を終えたヤンキースの田中将大投手、今季がメジャー3年目だったマリナーズの平野佳寿投手が入った。

 田中は渡米1年目の14年から6年連続で2桁勝利をマーク。通算78勝(46敗)、防御率3.74と安定した成績を残してきた。米メディアも去就に注目している。地元メディア「NJ.com」は今オフに注目されるFA選手をランキング形式で紹介。田中は「17位」とし、ヤンキースとの再契約を予想。「ヤンキースと1年ごとに契約更新する、CC・サバシアのような契約を始めるのではないか」と現役晩年に毎年のように単年契約でヤンキース残留していた通算251勝左腕を例に挙げた。

 NJ.comはFA注目選手の1位にジョージ・スプリンガー外野手(アストロズ)を選び、予想移籍先はレッドソックスとした。2位は今季のサイ・ヤング賞候補トレバー・バウアー(レッズ)でエンゼルス入りを予想。3位のJT・リアルミュート捕手はフィリーズ再契約、4位のDJ・ルメイヒュー内野手はヤンキース再契約、5位の救援右腕リアム・ヘンドリックス(アスレチックス)はホワイトソックス移籍と予想している。

 新型コロナウイルスで各球団の減収が余儀なくされ、FA市場は冷え込みも予想されている。他球団との交渉解禁、所属していた球団がFA選手に1年契約のクオリファイング・オファー(QO)を提示する期限は5日後(QOの選手返答は10日後)の11月2日(同11月3日)となっている。どのような展開を見せるのか注目だ。

(Full-Count編集部)

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