5球団競合の選手も! 「eドラフト会議」で2020シーズンの顔ぶれが決定

10月17日に「eドラフト会議」が開催された【画像:Nippon Professional Baseball/Konami Digital Entertainment】
10月17日に「eドラフト会議」が開催された【画像:Nippon Professional Baseball/Konami Digital Entertainment】

新型コロナ影響で候補者47人をオンラインでつないで開催

 12月5日に開幕を迎える「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズン。3年目となる今シーズンに先駆け、10月17日に「eドラフト会議 supported by リポビタンD」(以下、「eドラフト会議」)が行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、12球団の担当者が控える各拠点と、eドラフト候補者47人をオンラインでつないで開催された「eドラフト会議」の様子を紹介する。

 今年はオンライン開催ということで、会場にはプロ野球の“リアル”ドラフト会議でお馴染みの関野浩之アナウンサーのみが登壇。各球団の代表者の代わりに、12球団のユニホームが並べられた。指名を待つ候補者はオンライン予選、オンライン最終選考会を通過した40人に加え、昨シーズン日本一・リーグ優勝球団の特別枠の6人、「GEMSTONE eドラフト会議 最後のひと枠争奪戦」の最上位者の計47人。それぞれ緊張した面持ちで指名を待った。

 別室では番組進行の清水久嗣アナウンサー、真中満・eBASEBALL プロリーグ応援監督、タレントの坪井ミサトさん、ゲーム解説の田中一朗さんが見守った。各球団からはOBやマスコットも参加し、ソフトバンクは球場でも活躍しているロボットのPepperが同席。普段とはまた異なった雰囲気のなかで指名が始まった。

 各球団は4人の選手を指名するが、2019年シーズンから2人の選手と継続契約が可能。今季は西武を除く11球団が2人の選手と継続契約を交わしたため、西武のみ1巡目と2巡目の指名権を持つ。初代日本一から一転、昨シーズンは最下位に沈んだチームの再生を狙う西武が、まず1巡目と2巡目の指名を行った。

 1巡目は昨年ロッテで優勝に貢献した町田和隆選手。優勝チームから同リーグの最下位チームへの移籍となった。さらに2巡目にはヤクルトで同じく優勝を経験した加藤誉士典選手が指名され、西武が優勝を知る2選手の指名に成功した。

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