田中将大はヤ軍ローテの弱点を補う? 米メディアが再契約の根拠にする“存在感”

ヤンキースからFAとなった田中将大【写真:AP】
ヤンキースからFAとなった田中将大【写真:AP】

「ジ・アスレチック」が来季のヤンキース先発ローテ占う

 7年契約を終え、ヤンキースからFAとなった田中将大投手の去就に注目が集まっている。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」では、来季のヤンキース先発陣を占った上で、田中の必要性を説いている。

 同メディアは「ヤンキース投手陣の現状と向上させる方法」との見出しで記事を掲載。来季のローテについて「ゲリット・コール、ジョーダン・モンゴメリー、デイビー・ガルシアとなる。クラーク・シュミットもローテーション入りの有力候補となる」と4人の名前を挙げた。

 FA市場ではバウアーら注目の投手を上げつつ、ヤンキースからFAとなった田中とパクストンについて「彼らは経験と層に厚みをもたらすことのできるローテーション中盤の選択肢となる」と強調。「タナカとの再契約は大変理に適っている」とも述べた。

 その根拠として記事では「彼はヤンキースしか知らず、ヤンキースでの最後のポストシーズンの登板を悔しく思っており、ベテランの存在感を与えられる」と指摘。現状の先発陣の顔ぶれをみつつ「ヤンキースにはガルシアとシュミットという2人のプロスペクトがいるが、現時点のローテーションにはもっと経験が必要である」とまとめた。

(Full-Count編集部)

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