ダルビッシュ&前田健太、サイ・ヤング賞最終候補に 日本人2人は13年ダル&岩隈以来

カブス・ダルビッシュ有(左)とツインズ・前田健太【写真:AP】
カブス・ダルビッシュ有(左)とツインズ・前田健太【写真:AP】

前田のWHIP0.75はメジャー全体1位、ダルビッシュは日本人初の最多勝獲得

 大リーグ機構(MLB)は2日(日本時間3日)、全米野球記者協会(BBWAA)の投票によって決定される今季の各賞ファイナリスト3人を発表し、サイ・ヤング賞のファイナリストにア・リーグでツインズの前田健太投手、ナ・リーグでカブスのダルビッシュ有投手が入った。複数の日本人投手がサイ・ヤング賞の最終候補3人に入るのは13年レンジャーズ・ダルビッシュ(ア・リーグ2位)、マリナーズ・岩隈久志(同3位)以来7年ぶり2度目だ。サイ・ヤング賞の受賞者と投票結果は11日(同12日)に発表される。

 今春キャンプ前にドジャースからトレード移籍した前田は11試合登板してリーグ4位タイの6勝(1敗)、同5位の防御率2.70をマーク。WHIPはメジャー1位の0.75を記録するなどエース級の成績を残した。ア・リーグではメジャー投手3冠のインディアンスのシェーン・ビーバー、ブルージェイズの柳賢振が最終候補入りした。

 ダルビッシュは今季12試合登板して8勝(3敗)を挙げて日本人初の最多勝タイトルを獲得。リーグ2位の防御率2.01、同4位の93奪三振をマークした。ナ・リーグではレッズのトレバー・バウアー、メッツのジェイコブ・デグロムが最終候補に選出された。

(Full-Count編集部)

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