FAの田中将大は残留?他球団移籍? 米紙「ヤンキースは必要としている」

ヤンキースからFAとなった田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキースからFAとなった田中将大【写真:Getty Images】

「ジ・アスレチック」は「今オフ、トップの先発投手の1人」

 ヤンキースからFAとなり、他球団との交渉が可能となった田中将大投手。ヤンキース残留か、はたまた他球団への移籍か、その去就には注目が集まっている。

 米メディアからも高い関心を集めている田中の去就。米紙「USAトゥデイ」は「MLBフリーエージェント:2020~21年の選手トップ81をランキング」とするランキング形式の記事を掲載。田中は9位に位置付けられている。

 記事では「タナカはブロンクスでの7シーズンで目を見張るようなことはあまりなかったが、非常に頼りになった。2度オールスターに選出された右腕は通算防御率3.74とし、プレーオフの10先発登板では防御率3.33、WHIP 0.98とした。投手不足のヤンキースは彼の残留を大いに必要としている」とし、ヤンキースが残留を望んでいると指摘した。

 またスポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」も「2021年MLBのFA先発投手トップ25のガイド」とする記事を掲載。田中をトレバー・バウアー投手、マーカス・ストローマン投手に次ぐ3位に位置付けた。「彼は32歳のフライボール投手であり、肘に問題も抱えているため、危険信号はある。しかし、怪我以降も6年間安定した一流の投手であり、エリートレベルの2球種を含む5球種でストライクゾーンを攻める。今オフ、トップの先発投手の1人。問題は球団がそれがどのくらい続くことに賭けるかということ」と指摘。実績、実力は申し分はないものの、年齢が去就のポイントになるとした。

(Full-Count編集部)

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