鷹・千賀滉大、防御率トップに! 7回零封で規定投球回到達、39回自責点なし

先発したソフトバンク・千賀滉大【画像:パーソル パ・リーグTV】
先発したソフトバンク・千賀滉大【画像:パーソル パ・リーグTV】

防御率2.18でオリ山本を抜く、パ最速の通算1000奪三振も達成

■ロッテ – ソフトバンク(4日・ZOZOマリン)

 ソフトバンクの千賀滉大投手が規定投球回に到達し、パ・リーグの防御率1位に躍り出た。4日に敵地ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦。7回までロッテ打線を無失点に封じ、今季の投球回が120に到達。防御率は2.18となり、オリックスの山本由伸を抜いた。

 千賀が圧巻の投球を見せた。初回先頭の荻野に左前安打を浴びて出塁を許したが、結果的に許した安打はこの1本だけ。2回から5回まで4イニング連続で3者凡退に。3回2死から荻野を空振り三振に仕留めてパ・リーグ最速、史上2位の速さでの通算1000奪三振も達成した。

 そのまま7回までゼロを並べ続け、今季の投球回が規定投球回の120イニングに。この段階で防御率は2.18となり、2.20のオリックス山本由伸を抜いて防御率ランキングトップに立った。

 千賀は9月29日の楽天戦の初回に1点を失ってから、実に5試合連続、39イニング連続で自責点なしを続けている。この楽天戦終了時点で3.01だった防御率は5試合で0.83も上昇させた。失点も10月21日の日本ハム戦の2回から許しておらず、19回連続で無失点となった。

【動画】パ・リーグ史上最速での1000奪三振! 千賀滉大が節目の三振を奪った際の映像

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