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「他球団との違いが鮮明」リーグ連覇の巨人から見えた“異質”な2軍起用法とは
新型コロナウイルスで開幕が3か月遅れたプロ野球もいよいよシーズン終盤を迎えています。今年は思いもよらぬ事態で変則的なシーズンになり、選手たちも調整が大変だったと思います。無観客試合が続いたこともあり、以前とは違う環境の中で懸命に戦ってきた姿には感銘を受けました。改めてですが、プロ野球選手に尊敬の念を抱きました。
ロッテは清田、西武は栗山と両ベテランがキーマンと指摘
パ・リーグはクライマックスシリーズの出場権がかかるロッテと西武の2位争いが熾烈です。個人的には最後に抜け出すのはクリーンアップの力だと思います。特に4番打者が打つとチームは一気に勢いに乗ります。ロッテは安田尚憲選手が4番に抜擢されて印象的な一打を打っていましたが、チームが下降線をたどった時期に清田育宏選手が4番に起用され、見事に期待に応えています。清田選手は波が大きい選手ですが、状態の良い時は素晴らしい活躍ができる選手です。彼の活躍がロッテの命運を握っていると思います。
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一方、西武は2年連続本塁打王の山川穂高選手が故障で戦線離脱した影響もあり、栗山巧選手が10月下旬から4番で奮闘しています。年を重ねるにつれて調整が難しくなる中、今年もしっかり結果を残しているのはさすがの一言。勝負強い栗山選手にチャンスで回せるかが、勝負のポイントになるのではないでしょうか。
文/構成 インプレッション・平尾類