FA田中将大は「どのチームにも素晴らしい補強」 MLB136勝の元投手が太鼓判

ヤンキースをFAとなった田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキースをFAとなった田中将大【写真:Getty Images】

メジャー136勝のダーリング氏は高評価「一流である」

 今オフにヤンキースからFAとなり、去就に注目が集まる田中将大投手。ヤンキース残留か、はたまた他球団への移籍か、その行方には米メディアからも高い注目を寄せられており「どのチームにも素晴らしい補強になる」と評価する声も上がった。

 MLB公式テレビ局「MLBネットワーク」の番組内では、メッツやアスレチックスで382試合に登板し、136勝をマークしたロン・ダーリング氏とメジャー通算1057試合に登板した“鉄腕”ダン・プリーサック氏がFA市場について意見を交わし、田中についても言及している。

 マーカス・ストローマン投手との比較でテーマとして取り上げられた田中。ダーリング氏は「タナカはヤンキースで力を発揮しました。一流であり、キャリアのこの段階において、優勝を目指すどのチームにも素晴らしい補強となるでしょう」と高く評価した。

 さらにダーリング氏は「打線の援護があり、守備も良い有力なチームである必要もあると思います。ですが、それでもこの年齢でまだ、スライダー、スプリット、直球でラインナップを抑えることができます」と指摘している。

 一方で、プリーサック氏は「162試合のシーズンが行われるとし、220イニングを求めているわけでなく、30~35先発を求めているのであれば。彼は右肘に問題を抱えていますが、悪化しておらず、離脱していません。少し休ませ、25~30先発でもいいのであれば、例えばエンゼルスのような良いチームでイニングを稼いでくれると思います」と評価していた。

(Full-Count編集部)

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