楽天が球団創設16年目で初のファーム日本一! 昨季のリベンジ、鷹は“親子”日本一ならず

楽天・村林 一輝【写真:荒川祐史】
楽天・村林 一輝【写真:荒川祐史】

4回に村林が勝ち越し適時打、7回に下水流の2ランでトドメ刺す

 ファーム日本一を決めるプロ野球ファーム選手権が7日、宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われ、楽天2軍がソフトバンク2軍を6-4で下し、球団史上初のファーム日本一に輝いた。

 序盤は両チームが点を取り合う展開になった。初回、楽天は村林が右翼線への二塁打で出塁すると、黒川の一ゴロをリチャードが弾く間に先制点を奪った。その裏、ソフトバンクは三森、西田、上林、真砂の4連打、リチャードの適時打で3点を奪って逆転した。

 楽天は2回、堀内が二塁打で出塁すると、オコエ瑠偉の適時打、村林の右前適時打で同点に追いついた。4回にも村林が中前適時打を放って勝ち越しに成功。7回には下水流が2ランを放ってリードを広げた。

 先発の西口は初回に3点を失ったものの、その後は無失点を続けて6回8安打3失点。7回からは池田駿、池田隆、釜田と繋いで逃げ切った。楽天は2005年の球団創設以来、初のファーム日本一。昨季、イースタン・リーグ初優勝を果たしたが、ファーム選手権でソフトバンクに敗れていた。

 ソフトバンクはウエスタン・リーグで最多勝、最優秀防御率、最高勝率の3冠となった先発の大竹が4回途中4失点。2番手の津森が7回に下水流に2ランを浴びてリードを広げられた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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