イチロー氏が歴代新人王ランキング2位に選出 MLB公式「全てを異国で成し遂げた」

2001年に新人王を受賞したイチロー氏【写真:Getty Images】
2001年に新人王を受賞したイチロー氏【写真:Getty Images】

大谷翔平は15位「彼のようなスキルセットを示した新人王獲得者は他に誰もいない」

 MLBの最優秀新人(ルーキー・オブ・ザ・イヤー)が9日(日本時間10日)、発表され、ナ・リーグはブルワーズのデビン・ウィリアムズ投手、ア・リーグはマリナーズのカイル・ルイス外野手が受賞した。これを受けMLB公式サイトは歴代の新人王ラインキングを発表。2001年、マリナーズ時代のイチロー氏が2位に選出された。

 MLB公式サイトは1947年から始まった全米野球記者協会(BBWAA)のルーキー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人)歴代受賞者をランク付け。全148人の中で歴代1位に選出されたのは1947年ドジャースのジャッキー・ロビンソン氏で「ロビンソンの勇気は野球界を永遠に変え、数えきれない選手たちに機会を開いた」と評価。

 そして堂々の2位にランクインしたのがイチロー氏だった。2001年のマリナーズ時代に打率.350、242安打、56盗塁をマークし首位打者、盗塁王、MVPを獲得。メジャーに旋風を巻き起こした日本人野手を称え「彼はそれら全てを異国で成し遂げ、日本生まれの選手に対するアメリカ人の見込みをリセットした」と賛辞を送っている。

 2018年に打者として打率.285、22本塁打61打点、投手として4勝1敗、防御率3.31の成績を残したエンゼルス・大谷翔平投手は15位に選出され「彼のようなスキルセットを示した新人王獲得者は他に誰もいない」と、二刀流を成功させたことを評価していた。

(Full-Count編集部)

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