「猫を被るのも正直しんどい」相次ぐトラブルも…西武戦力外の相内が苦悩を吐露

西武から戦力外通告を受けた相内誠【写真:編集部】
西武から戦力外通告を受けた相内誠【写真:編集部】

自身のインスタグラムでファンや球団への感謝と決意を綴る

 西武から3日に戦力外通告された相内誠投手が11日、自身のインスタグラムを更新。ファンや球団に感謝の言葉をつづるとともに、トラブルが相次いだことに対する苦悩を吐露した。

 12年ドラフト2位の相内は今季1軍登板はなく、イースタンでは13試合登板、0勝0敗、防御率2.13。過去には無免許運転や未成年飲酒などで処分を受け、今季は無期限の対外試合出場禁止処分を受けるなどトラブルもあった。

 自らの写真を添えた投稿で「8年間ライオンズでお世話なりました。力になれなかったことは残念ですが、自分なりに頑張ったつもりです」と書き出した相内。「色々と騒がせたりもしましたが、野球に対しては真剣に取り組んできました。しかし、それではダメでした。一流は野球以外もしっかりしていると思うし僕みたいなタイプは厳しいんだなと実感しました。野球は好きですが、プロ野球選手ではなかったです」とプロの世界の厳しさを語った。

 一方で「猫を被るのも正直しんどいし、プロ野球という場所が窮屈に感じていたのも事実です」と苦しんだ一面も。「これからは自分を全開に出し、伸び伸びと、そして何より楽しく、仕事をして行こうと思ってます。こんな僕でも応援してくれた方々が沢山いました。本当に申し訳ない気持ちはあるのですが、また別世界での挑戦を暖かく見守って頂けたらと思います」と綴った。

 今後も西武を応援していく気持ちも伝え「最後に、これから先更なる困難があることはわかっていますが、何を言われようと自分を最後まで貫いていきます。幸いにも失敗は慣れているので、失敗を恐れる事なく行動していこうと思います。改めて8年間本当にお世話になりました」とまとめた。

(Full-Count編集部)

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