ダルビッシュ、日本人初サイ・ヤング賞ならず 日本人最高位2位も鬼才バウアー選出

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

ダルビッシュは8勝を挙げて日本人初の最多勝を獲得

 大リーグのサイ・ヤング賞が11日(日本時間12日)に発表され、ナ・リーグはレッズのトレバー・バウアー投手が初受賞した。最終候補入りしていたカブス・ダルビッシュ有投手の日本人初受賞はならなかった。

 ダルビッシュは今季12試合登板して、8勝(3敗)を挙げて日本人初の最多勝を獲得。リーグ2位の防御率2.01、同4位の93奪三振をマークした。レンジャーズ時代の2013年以来7年ぶりにサイ・ヤング賞の最終候補入りしていたものの、5勝(4敗)、リーグ1位の防御率1.73、同2位の100奪三振のバウアーに軍配が上がった。

 サイ・ヤング賞は全米野球記者協会(BBWAA)の投票で決定される。投票はポストシーズン前に行われるため、プレーオフの成績は考慮されない。バウアーは1位27票、2位3票で201ポイントを集めた。ダルビッシュは1位3票、2位24票、3位2票で123ポイントを獲得。デグロムは2位3票、3位23票、4位4票で89ポイントだった。

 ア・リーグのサイ・ヤング賞はインディアンス・ビーバーが満票で選出された。ツインズの前田健太も日本人最高位の2位だったものの、惜しくも日本人初受賞はならなかった。

(Full-Count編集部)

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