鷹・千賀、いきなり159キロ! 圧巻の立ち上がり、カットボールでも150キロ

「パーソル クライマックスシリーズ パ」第1戦に先発登板したソフトバンク・千賀滉大【写真:荒川祐史】
「パーソル クライマックスシリーズ パ」第1戦に先発登板したソフトバンク・千賀滉大【写真:荒川祐史】

ロッテの初回の攻撃を3者凡退に封じる

■ソフトバンク – ロッテ(CS・14日・PayPayドーム)

 ソフトバンクの千賀滉大投手が圧巻の立ち上がりを見せた。14日に本拠地PayPayドームで行われたロッテとの「パーソル クライマックスシリーズ パ」第1戦。先発マウンドに上がった右腕はいきなり159キロをマークするなど、初回を3人で封じた。

 プレーボール直後、スタンドがどよめいた。千賀が荻野貴司に投じた初球は外角へ159キロ。さらに2球目はカットボールにも関わらず、150キロを計測。最後は荻野を149キロのカットボールで空振り三振に打ち取った。

 続く藤原に対しての初球にも159キロをマークし、3球目のフォークで二ゴロに。3番で起用された菅野に対しても158キロの真っ直ぐを連発して、最後はフォークで左飛に打ち取った。貫禄の3者凡退。見事な立ち上がりを見せた。

 一方のロッテ先発の美馬は周東を左飛に打ち取ったあと、中村晃、柳田、グラシアルに3連打を浴びて1死満塁のピンチを背負う立ち上がり。だが、5番の栗原を遊ゴロ併殺打に打ち取って窮地を脱して無失点にしのいだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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