鷹・工藤監督が語る日本シリーズの鍵とは?「繋がりをどう断っていくかが大事」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

右肩コンディション不良の東浜は登板回避が決定「厳しいということになりました」

 ソフトバンクは19日、本拠地PayPayドームで21日からの「SMBC日本シリーズ2020」に向けて全体練習を行い調整した。この日のうちにチームは第1戦、第2戦が行われる京セラドームのある大阪へと移動する。

 本拠地での全体練習はフリー打撃などの軽めの練習メニューで終えた。明るい雰囲気の中で行われた練習を見守った工藤公康監督は練習後に「体のケアをして、いい調整をしてもらえれば。コンディションのおかしかった選手もだいぶ良くなっている。このままいい状態で入ってもらえれば」と語った。

 右肩のコンディション不良で登板が危ぶまれていた東浜は正式にシリーズを回避することが決定。右腕はこの日の練習にも姿はなく「厳しいということになりました。ですのでリハビリ組にしました」と指揮官。チーム本隊からは離れてリハビリ組に合流したことを明らかにした。

 2年続けての巨人との日本シリーズ。勝負のポイントを指揮官は「クライマックスと同じように繋がりをどう断っていくかが大事かなと思います。自分たちが繋がりを大事にして点をとってきた。どれだけ相手には発揮させないか、自分たちはうまく発揮するか、というところが大事かなと思っている」と思い描く。昨年は4連勝と圧倒して日本一に立ったソフトバンク。4年連続日本一へ向けて、抜かりなく準備を進めていく。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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