DeNAドラ2中大・牧、ロペスの背番2に「プレッシャー」 三浦新監督もサプライズ同席

DeNA・三浦新監督(左)からドラフト会議の会場通行パスを受け取る牧秀悟【写真:球団提供】
DeNA・三浦新監督(左)からドラフト会議の会場通行パスを受け取る牧秀悟【写真:球団提供】

契約金7700万円、年俸1300万円「バッティングをアピールしていきたい」

 DeNAは23日、ドラフト2位で指名した中大・牧秀悟内野手と都内のホテルで交渉し、契約金7700万円、年俸1300万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。背番号は今季限りで退団するロペスが付けていた「2」。

 牧は「開幕1軍」を目標に掲げ、「自分の持ち味であるバッティングをアピールしていきたい。ロペスさんの番号はプレッシャーだが、付けるからには結果を出したい」と語った。

 三浦大輔新監督もサプライズで同席し「(今年3月に)ウチの2軍と中大の練習試合で見た時は、力強い打撃が印象的だったが、今日はおとなしかった。緊張していたのかな」と苦笑い。牧は「監督がいらっしゃるとは知らなかったので」と表情をこわばらせていた。

 牧は長野・松本第一高から中大に進学。1年生の春から遊撃のレギュラーの座をつかみ、3年生からは二塁手に転向した。昨年は侍ジャパン大学代表の4番を打ち、昨秋の東都大学リーグでは、中大の15年ぶりの優勝の原動力となりMVPに輝いた。

 契約金の使い道を聞かれると、「中学時代、週3回、(シニアリーグの)練習場まで往復1時間の道のりを親に車で送り迎えしてもらっていたので、車を買ってあげたい」と殊勝に話していた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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