イチロー氏、来春キャンプでマリナーズ再合流 MLB公式は安堵「心配は無用だ」

現在はマリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】
現在はマリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】

大リーグ公式サイト「スプリングトレーニングで引き続きコーチ陣を助け球団にアドバイスする予定」

 年内にも高校野球で指導者デビューすることが話題になったイチロー氏が、マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターとして来春のスプリングトレーニングからチームに再合流する。ジュリー・ディポトGMが明かしたもので、大リーグ公式サイトが伝えた。

 日米通算4367安打をマークしたレジェンドの“アマチュア球界デビュー”は米国にも衝撃を与えた。仮にイチロー氏が高校野球の指導者に専念するなら、米球界にとっては大きな“痛手”となることが懸念された。だが、大リーグ公式サイトは「心配は無用だ」と断言。続けて「イチローはマリナーズで引き続き『会長付特別補佐』の役割を担う。ジェリー・ディポトGMは今週、イチローがマリナーズに再合流し、アリゾナ州ピオリアでのスプリングトレーニングで引き続きコーチ陣を助け、球団にアドバイスする予定であることを認めた」と伝えた。

 イチロー氏は今年2月に特例として学生野球資格を回復。アマチュア野球の指導を行うことが可能となっていた。MLB公式サイトは「この47歳はパンデミックによってキャンプがシャットダウンされるまで、今春マリナーズの外野手、打者の練習に加わっていた。7月のサマーキャンプではコーチングスタッフの人数が制限されたため、彼は日本に戻ってワークアウトを続け、体型を維持してきた」と近況を伝えた。日米両球界を支えていくこととなりそうだ。

(Full-Count編集部)

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