DeNA国吉、30%増の5720万円で更改 査定ポイントに打撃も「練習しておきたい」

会見に臨んだDeNAの国吉佑樹【写真提供:横浜DeNAベイスターズ】
会見に臨んだDeNAの国吉佑樹【写真提供:横浜DeNAベイスターズ】

最速161キロ武器に防御率3.13の安定感見せる

 DeNAの最速161キロ右腕、国吉佑樹投手が4日、横浜市内で契約更改交渉を行い、30%アップの年俸5720万円でサインした(金額は推定)。

「2年続けて1軍でしっかりやれたことは自信になる。来年は責任も増すが、おごることなくやっていきたい」と充実感を漂わせる。中継ぎとして自己最多の53試合に登板した昨年に続き、今季も42試合に投げ、3勝4敗10ホールド、防御率3.13の安定感を誇った。

 プロ11年目の29歳は球団から「来季以降はブルペンのムードづくりもしながら引っ張っていってほしい」と要望されたそうで、「若い選手のお手本にならないといけない。中継ぎとしてタイトルを狙うくらいの気持ちで開幕からやっていきたい」とホールド王のタイトル獲得にも意欲を示した。

 8月10日の阪神戦では、2013年以来7年ぶりのヒットが決勝2点二塁打になった。「もともと打撃も査定ポイントに入っていた。7年ぶりのヒットだったので、次は7年後かも。来年も打てるようにバッティング練習をしておきたい」と笑った。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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