田中将大、投手力課題のエンゼルスが最適!? 米メディア「大きな経験をもたらす」

ヤンキースからFAとなった田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキースからFAとなった田中将大【写真:Getty Images】

投手力の整備が急務なエンゼルス、田中がヤンキースで得た経験、実績を評価

 ヤンキースからFAとなった田中将大投手の去就に注目が集まる中、米メディア「ブリーチャー・リポート」は「今オフFA選手のパーフェクトな着地点」を予想。名門ヤンキースでプレーオフの経験も豊富な田中の新天地はエンゼルスがベストフィットすると伝えている。

 エンゼルスの先発陣は今季4勝(3敗)を挙げたアンドリュー・ヒーニー、チームトップの6勝を挙げたディラン・バンディ、11試合に登板し2勝をマークしたグリフィン・キャニングが軸となっているのが現状。二刀流復活に期待がかかった大谷翔平も再び故障と課題は明白だ。

 他球団に見劣りする投手陣の整備が急務となっている現状に記事では「オオタニが長期にわたって投球を続けられるか否かは不透明で、バンディとキャニングの後は急激に見劣りする」と指摘。レイズがトレード要員として名前を挙げたブレイク・スネルの獲得に乗り出すことも考えられるが、FA市場にも注目。

 レンジャーズからFAとなったコリー・クルーバー投手と共に「マサヒロ・タナカに手を伸ばすのは素晴らしいところだ」と、田中の名前を挙げている。メジャーデビューから6年連続2桁勝利を挙げ、プレーオフでの勝負強さを評価し「2014年以降プレーオフに進出していないエンゼルスに大きな経験をもたらすだろう。彼はオオタニのことも知っている」と評価していた。

 ペリー・ミナシアン新GMの元、来シーズンは2014年以来となるプレーオフ進出を目指すエンゼルス。主砲トラウトら強力打線は健在なだけに投手力の整備が今オフ、必要不可欠なのは間違いない。

(Full-Count編集部)

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