ダルビッシュ&前田健太が来季共闘? ツインズ専門サイトがトレード獲得を進言

カブス・ダルビッシュ有【写真:AP】
カブス・ダルビッシュ有【写真:AP】

「ダルビッシュ獲りはツインズを真の優勝候補へと押し上げてくれるかも」

 ツインズよ、カブス・ダルビッシュ有投手をトレード獲得して。前田健太投手が所属するツインズの専門情報サイト「ツインズデイリー」は「先発ローテーションにダルビッシュ有を」と球団へ今季日本人初の最多勝に輝いた右腕の獲得を進言した。

 ツインズでは今春キャンプ前に加入した前田健太投手が6勝、防御率2.70とエース級の活躍を見せた。先発ローテでは昨季まで3年連続2桁勝利を挙げたベリオス、通算53勝ピネダらが活躍。しかし、ツインズデイリーは「2021年もローテーション後半での不確かさは続く」として、ダルビッシュの獲得を勧めた。

「もし、ダルビッシュがエースとして、ツインズのローテーションに加われば、彼の存在でローテーションが強化されるだけでなく、自然にローテーションの後半の先発投手へのプレッシャーを和らげることが出来る。ローテーションに安定した4人の投手がいることで、オドリッジ(現在はツインズFA。再契約した場合)、ドブナックらが相性の良いマッチアップで投げることができ、自信を付けながら、ローテーションに戻ることが出来る」

 ダルビッシュ獲りを勧める理由は他にもある。先発すれば長いイニングを投げる、イニングイーターであることだ。同メディアは前田が今季1試合平均6イニング、ベリオスとピネダが平均5回2/3、ダルビッシュが平均6回以上だったことを紹介。「ダルビッシュのように経験豊かなベテランが、長いイニングを投げることで、ブルペンの登板過多や若い才能の失敗などに対しての、ダメージをコントロールすることが出来る」と伝えた。

 仮にツインズがダルビッシュをトレード獲得するとなれば、カブスへ多くの若手有望株を放出せざるを得ない。同メディアは「ツインズがユウ・ダルビッシュの獲得に動くことは、大胆な動きと言える。これは素晴らしい大成功となるかもしれないし、惨めな大失敗に終わるかもしれない。球団史上から見ても、投手陣がとても良かったシーズンを終えて、チームの強みをさらに強化するこの動きが、ツインズを真の優勝候補へと押し上げてくれるかもしれない」と伝えた。果たしてツインズのダルビッシュ獲り、そしてダルビッシュと前田の共闘は実現するのだろうか。

(Full-Count編集部)

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