鷹・牧原が今オフ初の保留者に 4000万円からダウンに「ユーティリティの難しさを…」

ソフトバンク・牧原大成【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・牧原大成【写真:藤浦一都】

今季は二塁だけでなく遊撃や三塁も守り「怪我人の穴を埋めることできた」

 ソフトバンクの牧原大成内野手が14日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の年俸4000万円からのダウン提示を保留した。今季の契約更改交渉では初の保留となった。(金額はすべて推定)

 牧原は7月半ばに一時ファームに降格する時期もあったが、今宮の故障離脱などで本職の二塁だけでなく遊撃や三塁としても出場。今季は77試合に出場して170打数41安打1本塁打8打点、打率.241と、昨季から試合数、打席数ともに落とす成績だった。

 1時間弱の交渉を終えた牧原は「球団の話も聞いて、自分の気持ちも言えました。球団の思いも聞いて、もう一度考えて意見をまとめるということで保留しました」とコメント。「今宮さんの怪我でショートを守ることも多かった。ユーティリティの難しさ、そこをどう評価してくれているのか。怪我人が多い中でその穴を埋めることはできたと思うので」と、ユーティリティプレーヤーとしての評価を求めていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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