ロッテ、森脇浩司氏が1軍内野守備走塁コーチ就任 引退の大谷智久は育成投手コーチに

ロッテ・井口資仁監督(左)と森脇浩司氏【写真:荒川祐史】
ロッテ・井口資仁監督(左)と森脇浩司氏【写真:荒川祐史】

今岡2軍監督が1軍ヘッド、鳥越ヘッドコーチが2軍監督に

 ロッテは14日、オリックスで監督を務めダイエー、ソフトバンク、巨人、中日でコーチを務めた森脇浩司氏が1軍内野守備走塁コーチ、オフに戦力外通告を受けた大谷智久投手が現役を引退し、育成投手コーチに就任することを発表した。来季の組閣も併せて発表し、今岡真訪2軍監督が1軍ヘッドコーチに、鳥越裕介ヘッドコーチが2軍監督に就任する。

 今岡2軍監督は2010年に阪神から移籍し、プレー。12年はコーチ兼任で、16~17まで阪神でコーチ、18年から今季までロッテ2軍監督を務めていた。また鳥越裕介1軍ヘッドコーチは2軍監督に配置転換となる。

 森脇氏はホークス時代から“師弟関係”で繋がっていた井口監督の要望で、森脇氏は中日時代の2018年以来のコーチ復帰。指導者としてはソフトバンク(ダイエーを含む)、巨人、オリックス、中日、ロッテと5球団目となった。

 ロッテは今季、ソフトバンクと終盤まで首位争いを続けるなどリーグ2位に躍進。クライマックスシリーズでは2連敗で敗退し悔しいシーズンとなった。安田、藤原、育成から支配下登録された和田など若手も台頭。今岡氏、森脇氏には走塁、守備面、戦略面などに期待がかかる。

【表】2021年のロッテコーチングスタッフ一覧

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