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広島・菊池涼が明かしたグラブのこだわり 「一番重要なのは人差し指」と語る理由

広島の菊池涼介内野手が16日、スポーツ用品会社「ミズノ」のグラブクラフトマンである伊藤則史さんとオンライン対談を実施し、その模様がメディアにも公開された。

広島・菊池涼介【写真提供:ミズノ】
広島・菊池涼介【写真提供:ミズノ】

ブランドアンバサダー契約を結ぶミズノとのオンラインイベントに出演

 広島の菊池涼介内野手が16日、スポーツ用品会社「ミズノ」のグラブクラフトマンである伊藤則史さんとオンライン対談を実施し、その模様がメディアにも公開された。

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 今季、二塁手としては史上初となる守備率10割を達成した菊池涼。グラブで大事にするのは“フィーリング”だといい「第一印象。それが一番。それが合わないと難しい」と語る。

 伊藤クラフトマン曰く、グラブは「革の色が違えば、同じ厚み、硬さでも、手をはめたら薄く感じたりする」と、同じように見えても千差万別。同じように作っても、革の性格には違いがあり、そのわずかな違いがプレーに大きく影響してしまう。

「毎年(グラブを)いくつか貰うんですけど、感覚というのをすごく大事にしている。最初にはめた時の『これだ』っていう感覚」。菊池は“同じ感覚”を常に求め、練習用や予備のグラブは作らず、年間を通して1つのグラブでプレーする。シーズン中にグラブが駄目になった時のために、昨年、一昨年にシーズンで使ったグラブは常にロッカーに置いてある。

 使うのは手を入れた瞬間に「きた」と感じたものだけ。「それが安心感になる。違うなと思うと、違うところに気が行ってしまって、プレーに支障が出てしまう。僕、気にするので」と繊細なこだわりを明かした。

 打球に飛び込んでの二塁、時には一塁へのグラブトスは、菊池涼の代名詞の1つだ。2014年の日米野球では、ホセ・アルトゥーベ内野手の内野安打となりそうな当たりを前進して一塁へグラブトスでアウトにし、アメリカからも注目を浴びた。そのプレーを生み出すためのこだわりがグラブにも隠されている。

「(新しいグラブを作ってもらって)折れるところが1ミリでもズレると、もうダメなんですよ、その時は担当者の方に『使えないです』と。親指の感覚も大事ですし、一番重要なのは人差し指」。グラブの人差し指の部分は、真っすぐにし、折れないように使う。「僕はグラブトスをする時に人差し指ではじいている。これ(人差し指の硬さ)がないと、強いトスがかかっていかない」とグラブトスの秘密を明かした。

 昨季まで7年連続でゴールデン・グラブ賞を受賞している球界屈指の名手。ファンを驚かす数々の好守を支えるグラブには、しっかりとこだわりが詰まっている。

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