新人王は広島・森下暢仁と西武・平良海馬! 巨人・戸郷翔征には新人特別賞

広島・森下暢仁(左)と西武・平良海馬【写真:荒川祐史】
広島・森下暢仁(左)と西武・平良海馬【写真:荒川祐史】

森下は巨人・戸郷、平良は楽天・小深田との争いを制す

 日本野球機構(NPB)は17日、都内で「NPBアワード2020 supported by リポビタンD」を開催した。各賞の受賞者が発表され、注目の新人王にはセ・リーグは広島の森下暢仁投手、パ・リーグは西武の平良海馬投手が受賞した。

 広島のドラフト1位ルーキーの森下は即戦力として開幕から先発ローテ入り。プロ2度目の先発となった6月28日の中日戦(ナゴヤD)で9回途中3失点でプロ初勝利をマークすると、8月14日の阪神戦(京セラD)ではプロ初完投初完封。シーズンを通してローテの一角を担い、18試合に先発して10勝3敗、防御率1.91の好成績を残した。巨人の戸郷翔征投手との争いとなったが、森下が受賞し、戸郷には新人特別賞が贈られた。

 2017年のドラフト4位で西武に入団した平良は今季が3年目。2年目の昨季、26試合に登板すると、今季はセットアッパーとして大ブレークを果たした。自己最速となる160キロをマーク。リーグ最多の54試合に登板して1勝0敗1セーブ33ホールド、防御率1.87の好成績をマークした。楽天のドラフト1位ルーキー小深田大翔内野手も打率.288の好成績を残したが、投票の末に平良が上回った。

(Full-Count編集部)

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