菅野智之を獲得する利点と欠点は? NYメディア指摘「莫大な価値を生む可能性」

巨人・菅野智之【写真提供:読売巨人軍】
巨人・菅野智之【写真提供:読売巨人軍】

「獲得に巨額がかからない可能性が高い」一方で「譲渡金がかかる」

 ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す巨人の菅野智之投手。連日、候補となる複数球団の名前が上がり、メッツも興味を示していると報道される中、ニューヨークのテレビ局「SNY」では、菅野獲得のメリットとデメリットについて考察している。

 まず3点のメリットを列挙。1つ目は「本物のローテーション中盤を担える投手だと目されている」。記事では、抜群の制球力挙げ「もしスガノがメジャーで先発2番手となれば、彼は契約したチームに莫大な価値を生む可能性が高い。もし彼が4番手にすぎなくても、大きな価値はまだ残っている」と述べた。

 さらに「獲得に巨額がかからない可能性が高い」「パフォーマンスの傾向が非常に良い」とも指摘。2年契約で年平均1200万ドル(約12億4000万円)と予想されていることや、今季の9回あたりの被本塁打数0.5本は、キャリア最高タイであることに言及した。

 一方、デメリットも3点指摘。まず「無名」であることを挙げ、「スガノの成績がどのように置き換えられるのかは少々未知の部分がある」とも。2つ目には「譲渡金がかかる」と述べ、3つ目は「ポテンシャルがより高く、年齢的に若い選手が(他に)いる」ことを理由に挙げた。

 最後に記事では、メッツのサンディ・アルダーソン社長が菅野ら海外マーケットの選手らに少なくとも注視している状況を説明。興味を持つ球団がメリットとデメリットを天秤にかけ、菅野獲得に乗り出すか注目される。

(Full-Count編集部)

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