巻き返しなるか小園、2軍のセーブ王も期待大… 広島の21年ブレーク候補は?

田中法は2軍で25試合に登板し1勝1敗、12セーブ、防御率1.73で最多セーブを獲得

○宇草孔基外野手(2年目、23歳)

 2019年にドラフト2位で入団した俊足外野手はルーキーイヤーの今季は10月に1軍初昇格。13試合に出場し打率.256、0本塁打3打点、3盗塁の成績を残したが10月21日の阪神戦で死球を受け、翌22日には右腓骨骨折の手術を行った。抜群の脚力を武器に熾烈な外野争いに加わりたい。

○田中法彦投手(3年目、20歳)

 高卒2年目の今季は2軍で25試合に登板し1勝1敗、12セーブ、防御率1.73の好成績を残し最多セーブ投手賞を獲得。1軍でも2試合に登板し無失点と存在感を見せた。今シーズンはリリーフ陣に苦しんだ1年となっただけに春季キャンプでのアピール次第では開幕1軍も見えてきそうだ。

○栗林良吏投手(1年目、24歳)

 名門・トヨタ自動車から今年のドラフト1位指名で入団した社会人ナンバーワン右腕。背番号「20」は通算213勝をマークし野球殿堂入りも果たしている北別府学氏が背負っていた番号と期待も大きい。昨年のドラフト1位・森下暢仁は10勝3敗、防御率1.91とエース級の活躍を見せ新人王を獲得。続くことができるか。

 今秋のドラフトでは1位の栗林を筆頭に2位に森浦大輔(天理大)、3位に大道温貴(八戸学院大)、4位に小林樹斗(智弁和歌山高)、5位に行木俊(徳島インディゴソックス)と投手を中心に指名。3年ぶりのリーグ優勝を目指す来季は新戦力の台頭を大いに期待したい。

(Full-Count編集部)

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