150キロ超え190センチ右腕、貴重な強打の捕手 オリックス21年ブレーク候補は?
190センチの長身右腕が再び支配下に復帰、未完の大器が1軍デビューへ
◯本田仁海(4年目、21歳)
2017年にドラフト4位で入団も1年目の2018年に右肘手術を受け育成契約。昨年7月に支配下登録を勝ち取ると今季は11月1日の日本ハム戦で1軍デビューを果たした。4回7失点と結果は残せなかったが150キロの直球は威力十分だった。エースの山本と似た投球フォームで、直球が武器の本格派右腕が一気にブレークを狙う。
◯宮城大弥投手(2年目、19歳)
2019年のドラフト1位左腕は今季は主に2軍で登板を重ね6勝でウエスタン・リーグの最多勝利投手賞を獲得するなど“5冠”を達成。シーズン終盤に1軍に初昇格。先発で3試合に登板し1勝1敗、防御率3.94とプロ初勝利もマークした。高い奪三振率を誇る将来のエース候補には開幕ローテ入りにも期待がかかる。
◯山崎颯一郎投手(5年目、22歳)
2016年にドラフト6位で入団した190センチの長身右腕。昨年トミー・ジョン手術を受け育成契約となったが今オフに支配下に復帰。10月の復帰登板では150キロをマークするなど順調に回復しており“未完の大器”が来季は1軍デビューを飾る可能性も高い。
今秋のドラフトでは1位で山下舜平大投手(福岡大大濠高)、2位で元謙太外野手(中京高)、3位で来田涼斗外野手(明石商高)と高校生を中心に指名。レギュラー当確は吉田正のみで、全てのポジションにチャンスは残っている。1996年以来となるリーグ制覇に向け若手の台頭は必要不可欠だ。
(Full-Count編集部)