最速155キロのドラ1右腕にイースタン優秀選手… 2021年ヤクルトの超新星候補は?

ドラ1ルーキー木澤は即戦力の期待、松本はイースタン優秀選手賞を受賞

〇木澤尚文投手(1年目・22歳)

 最速155キロのストレートと、130キロ台後半のカットボール、スプリットを武器とする即戦力候補。東京六大学春季リーグでは8月12日の立大戦で8回途中16三振を奪うなど、11回を投げて20奪三振、防御率2.45と奪三振能力の高さを見せた。慣れ親しんだ神宮のマウンドで、1年目から先発ローテーションの一角を担う活躍が期待される。

〇濱田太貴外野手(3年目・20歳)

 明豊高では高校通算45本塁打をマークし、2018年ドラフト4位で入団。高卒1年目の2019年はイースタン・リーグ優秀選手賞にも選ばれ、1軍デビューも果たした。2020年は8月12日に1軍に昇格するとプロ初安打をマーク。9月17日のDeNA戦ではプロ初ホームランも放った。2020年は33試合に出場し打率.200、3本塁打、7打点。外野はベテランの青木、坂口がまだまだ健在。2020年に頭角を現した塩見に加え、メジャー通算77本塁打のサンタナが加入。競争を勝ち抜き、レギュラーの座を奪えるか。

〇松本友内野手(3年目・26歳)

 ルートインBCリーグ福井から2018年育成ドラフト2位で入団。2020年7月8日に支配下登録を勝ち取ると、10月4日に1軍に昇格。同日に1軍初出場も果たした。1軍では9試合で10打数2安打に終わったが、2軍ではチームトップの打率.295をマークし、イースタン・リーグ優秀選手賞に選出。オフには背番号が「93」から「65」に変更されるなど首脳陣の期待を伺わせる。

〇古賀優大捕手(5年目・22歳)

 強肩が売りの高卒5年目捕手。中村悠平、嶋基宏と実績のある捕手が怪我に苦しむなか、自身最多の27試合に出場。開幕戦で安打を放つも、そこから37打席連続無安打と苦しみ、打率.048と打撃面で課題を残した。2軍では127打数で打率.378と結果を残していただけに、課題の打撃に磨きをかけ一気に正捕手の座を掴みたい。

(Full-Count編集部)

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