菅野智之、巨人から4年提示も毎オフに米挑戦を後押し メジャー球団からは高額オファー
巨人の4年契約には選手が1年毎に契約を見直すことができるオプトアウトの権利
巨人からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を視野に入れている菅野智之投手がメジャー球団から巨人の4年契約を上回る高額オファーを提示されていると米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が伝えた。
菅野のメジャー球団との交渉期限は7日(日本時間8日)。ローゼンタール記者は「明日か明後日までに決まりそうだ」と決断が近いと伝えた。同記者によると、巨人の4年契約には選手が1年ごとに契約を見直すことができるオプトアウトの権利が含まれているという。「ヨミウリ・ジャイアンツに戻る可能性も残っている。情報源によると、ジャイアンツは彼に4年契約に3回のオプトアウトがついたオファーを提示した。しかしながら、MLBの球団はそれよりも高額のオファーを出している」と記した。
オプトアウト権とは契約途中で新しい契約を結び直したりFAになることが可能となる。通算251勝左腕CC・サバシアはヤンキースとの7年契約の3年目が終了し、権利を保持していた12年オフに5年1億2200万ドル(約126億円)で再契約。14年からヤンキースと7年契約を結んだ田中将大(ヤンキースFA)は4年目終了後の17年オフにオプトアウトしてFAとなれる条項がついていたが、権利を行使せずに残留している。
これまでにMLBネットワークのジョン・モロシ記者が自身のツイッターで山口俊投手が所属するブルージェイズ、ジャイアンツ、メッツが「契約候補」と伝えている。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」はレッドソックスを含めた4球団を獲得候補と報じている。
(Full-Count編集部)