田中将大の去就はまだ先か? 米メディア指摘「ヤ軍は多大な努力をしていない」
米トレード・ルーマーズが冷え込むFA市場に注目、田中の注目ランク7位に位置づけた
ヤンキースからFAとなった田中将大投手への注目度が高まっている。コロナ禍の影響でFA市場は冷え込み、メジャー通算78勝右腕については米メディアでも日本球界に復帰する可能性を指摘されている。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「FA市場に残るトップ10」と日本人投手の去就に注目している。
今オフのFA市場では昨季サイ・ヤング賞トレバー・バウアー投手(レッズFA)の去就も決まらない状況。同メディアは田中をFA注目ランク7位に位置づけ、「タナカは2014年~2020年までヤンキースでの仕事を基本的には全うしたけれど、今のところヤンキースは再契約するために多大な努力をしていない。見たところ他球団にも同じ事がいえる。そしてタナカは日本への復帰の可能性も閉ざしてはいない」と、なかなか動かない現状を伝えた。
「ダルビッシュやスガノ同様に日本出身のタナカは今でも獲得可能な状態である。そして彼はFAに残された先発投手の中で2番目に優れているかもしれない」と田中への期待の高さを変わらない。なかなか進まないストーブリーグ。今季もメジャーでプレーするとすれば、その契約には、もう少し時間がかかりそうだ。
(Full-Count編集部)