大谷翔平、年俸調停に突入か 希望額提出期限迎えるも条件で合意ならず

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

エンゼルスが発表した合意リストの中に大谷の名前はなし

 エンゼルスの大谷翔平投手が、年俸調停へと向かうことになりそうだ。15日(日本時間16日)は年俸調停権を持つ選手が球団と希望額を交換する期限だったが、エンゼルスと大谷は条件面で合意せず。調停に持ち込まれる可能性が高くなった。

 エンゼルスはこの日、ディラン・バンディ投手やアンドリュー・ヒーニー投手ら年俸調停の権利を持つ5選手との契約合意を発表。ただ、その中に大谷の名前はなし。これを受けて、地元メディア「ロサンゼルス・タイムズ」のマリア・トーレス記者は「ショウヘイ・オオタニはエンゼルスと年俸で合意しなかった。彼は年俸調停に向かうことになる」とレポートしている。

 大谷は二刀流復活が期待された昨季は7月26日(同27日)の敵地アスレチックス戦で693日ぶりに投手復帰。8月3日(同4日)に右屈曲回内筋群の損傷と診断されて打者に専念した。投手ではわずか2試合登板、0勝1敗、防御率37.80。打者としては44試合出場、打率.190、7本塁打、24打点、7盗塁と不本意な成績に終わった。

 1年目の2018年はメジャー最低年俸54万5000ドル(約5654万円)。2年目は65万ドル(約6743万円)、3年目は70万ドル(約7262万円)と微増だった。3年目を終えて年俸調停権を得た今オフは大型契約が期待され、前例のない二刀流査定にも注目が集まっている。

(Full-Count編集部)

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