「三浦監督に聞いてみたい」 DeNA7年目右腕が習得目指す“番長カーブ”

自主トレを行ったDeNA・飯塚悟史【写真:小谷真弥】
自主トレを行ったDeNA・飯塚悟史【写真:小谷真弥】

高卒7年目・飯塚は昨季1軍登板なし「カーブを1つの引き出しとして作りたい」

 DeNAの飯塚悟史投手が“番長カーブ”を武器に高卒7年目のブレークを目指すと明かした。1月に山崎康晃、三嶋一輝らと神奈川・厚木で自主トレを行っている右腕は、「三浦さんはカーブでカウント、空振りを取れる球を投げていた。その点を聞けたら聞いてみたい」と目を輝かせた。

 昨季は3年ぶりの1軍登板なし。これまで最速151キロの直球、フォークで勝負してきたが、昨季まで結果を出せていない。配球に110~115キロの落差のある新球を取り入れたい考えで、「打者の目線やタイミングをずらす球として、カウント球、初球としても使えると思っていますし、ファウルで粘られた時に投げるボールがないということにならないように。1つの引き出しとして作りたい」と明かした。

 日本文理高の3年春に甲子園4強に進出して14年ドラフト7位でDeNA入り。17年に1軍デビューしたが、通算23試合登板と飛躍しきれずにいる。「今シーズンは戦力となって、リーグ優勝、日本一の力になりたい」。三浦新監督から“極意”を吸収し、1軍のブルペンに定着したいところだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY