オリ42歳・能見「まずは戦力にならないと」 兼任コーチも投手フル回転誓う

自主トレを行ったオリックス・能見篤史【写真提供:オリックス・バファローズ】
自主トレを行ったオリックス・能見篤史【写真提供:オリックス・バファローズ】

大阪・舞洲の球団施設での自主トレでブルペン投球「順調と言えば順調」

 阪神を自由契約となり、オリックスに新加入した能見篤史投手兼任コーチが26日、大阪・舞洲の球団施設で自主トレをし、ブルペン投球を行った。「形として仕上げてくることを目標にして沖縄で自主トレをしていた。それなりに投げられることが出来る。あとはしっかり上げていくだけなので。順調と言えば順調だと思います」と順調な仕上がりを強調した。

 プロ16年間で先発、救援として443試合に登板。通算104勝93敗2セーブ、51ホールドと実績豊富だ。新天地での起用法については「まずは戦力にならないといけない。体が丈夫ですし、何かうまく回れるようになればいいかなと思う。キャンプは例年通り先発するつもりで球数を投げていければいいと思います」と幅広く対応するつもりだ。「セ・リーグとパ・リーグは野球の質も違うと思いますし、スイングの力強い選手もかなりいる。そこにどう対応するかが課題になると思う。キャンプはいろんな選手に聞きながら、配球もセ・リーグとは違うと思うので、自分の球と相談しながら勝負できるものを探していかないといけない」と課題を挙げた。

 今季は42歳シーズンとなる。「僕も1年目という気持ちでキャンプインはしますので戦力となれるように。元気な姿を見てもらえるように頑張りたいと思います」とフレッシュな気持ちで春季キャンプに臨む。

【動画】変わらぬ美しいフォーム 阪神での最終登板でセーブをあげた能見篤史の実際の映像

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