沢村栄治賞【意外と知らない野球用語】

沢村栄治賞

 読売巨人軍で活躍し、戦死した沢村栄治の功績を称えて1947年に制定された賞。シーズンで最も活躍した先発完投型の選手に贈られる。1950年からは対象がセ・リーグの投手だけだったが、89年からパ・リーグの投手も選考対象となった。

 7つの選考基準をもとに、5名の選考委員会によって選考される。

【選考基準】
〇登板25試合以上
〇完投10試合以上
〇15勝以上
〇勝率6割以上
〇200投球回以上
〇150奪三振以上
〇防御率2.50以下

 投手分業制が進み、2018年より「7回自責点3点以内」という独自のQS基準が補足的に導入された。

 最多受賞者は杉下茂、金田正一、村山実、斎藤雅樹の3度。

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