エンゼルス、キャラウェイ投手コーチ職務停止を発表 大リーグ機構と徹底調査へ
元メッツ監督のキャラウェイ氏、つきまとい行為やわいせつ写真送付要求
エンゼルスは2日(日本時間3日)、複数の女性に対して不適切な画像を送信するなどしたとして、ミッキー・キャラウェイ投手コーチの職務を一時中断したと発表した。大リーグ機構と協力して徹底的に調査していくという。
米メディア「ジ・アスレチック」などの報道によると、キャラウェイ氏は少なくとも5人のスポーツメディアで働く女性につきまとい、うち3人に不適切な写真を送付。さらに1人に対しては、その見返りにわいせつな写真を送るよう求めたという。女性たちの容姿についてメッセージを送るなど不快にさせる言動もあったといい、被害女性たちが「彼は本当にしつこかった」と告発。少なくとも5年にわたり、引退後に所属したインディアンス、メッツ、エンゼルスの3チームで同様の行為をしていたという。
キャラウェイ氏は、選手として1999年にデビルレイズ(現レイズ)でメジャーデビュー。MLB通算40試合登板で4勝11敗、防御率6.27で、2005年以降は韓国や台湾でもプレーした。引退後はインディアンスで投手コーチを務め、2017年にはメッツ監督に就任。2020年シーズンからはエンゼルスで投手コーチを務め、大谷翔平の指導にも携わっていた。
(Full-Count編集部)