田中将大が日本で苦手とした打者は? 対戦成績を検証、最も打たれていたのは…
ロッテの角中、鳥谷は当時は好相性、西武の中村は最多6本塁打
今季、田中将と多く対戦するであろうパ・リーグの選手で見ていくと、ロッテの角中勝也外野手が30打数10安打で打率.333と相性がいい。また、当時は阪神の選手として交流戦で対戦してきたロッテの鳥谷敬内野手は22打数9安打で打率.409を残している。
現在、現役の打者で最も田中将と対戦経験が多いのは、現在ヤクルトでプレーする坂口智隆外野手で83打席対戦しており、打率.329と結果を残している。これに次ぐのが、現在巨人の陽岱鋼外野手。75打席で対峙し打率.104、30三振とこちらは大の苦手としていた。ソフトバンクでは松田宣浩内野手が74打席で打率.200、長谷川勇也外野手が70打席で打率.260としている。
田中将から最も本塁打を放っているのは西武の中村剛也内野手。打率こそ.277とそれほど高くないものの、6本塁打を放っている。これに次ぐのが中島宏之の3本。本塁打を打った実績のある選手は数少ない。
少ない打席で結果が出ている選手では日本ハムの中島卓也内野手が13打数6安打で打率.462を記録。ソフトバンクの高谷裕亮捕手は11打数5安打で打率.455だ。同じソフトバンクでは今宮健太内野手が.273、中村晃外野手が.267、田中将の楽天復帰を「イヤです」と話していた柳田悠岐外野手は.263となっている。
日本球界に戻ってくる“神の子”田中将大。果たして、どんな投球を見せてくれるのか。そして、各打者はどう打っていくのか。ここに挙げた相性も頭に入れつつ、その対戦を楽しみにしていきたい。
(Full-Count編集部)