鷹19年ドラ1、“キャンプ1号弾”でアピール 小久保ヘッドの助言効いた?

キャンプで汗を流すソフトバンク・佐藤直樹【写真:代表撮影】
キャンプで汗を流すソフトバンク・佐藤直樹【写真:代表撮影】

投手が打撃投手として登板、佐藤は大竹から左翼席へ本塁打

 ソフトバンクの2019年のドラフト1位・佐藤直樹外野手が宮崎キャンプ第2クール初日となった5日、今キャンプの“チーム1号”本塁打を放った。

 宮崎市内で行われるホークスの春季キャンプは第2クールがスタート。この日から投手陣の打撃投手登板が始まり、この日は武田翔太投手、泉圭輔投手、大竹耕太郎投手、笠谷俊介投手がマウンドへ。このフリー打撃でアピールしたのが、2019年のドラフト1位で入団した佐藤だった。

 大竹と対戦した佐藤は、左腕が投じた13球目を捉えると、打球は左翼スタンドへと飛び込む柵越えに。これが投手と野手の対戦ではこのキャンプ初の本塁打に。まだまだ投手も打者も調整段階ではあるものの、課題とされていた打撃面でアピールした形だ。

 第1クールから小久保裕紀ヘッドコーチから打撃の際の膝の使い方についてアドバイスを受けていた佐藤。「膝を柔らかくつかえ、と言われているのでそこだけ意識してやっています」と語り、早速、そのアドバイスに応える一発を放った。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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