前DeNA監督ラミレス氏、戦力外左腕のNPB復帰をサポートへ「全く違う濱矢に…」
濱矢はBCリーグ茨城への入団が決定「結果を突き詰め頑張ります」
前DeNA監督のアレックス・ラミレス氏が、ルートインBCリーグ茨城アストロプラネッツ入りした濱矢廣大投手のNPB復帰を強力サポートする。昨オフにDeNAから戦力外通告を受けた27歳左腕の「Project SAIKI ~再輝~」が始動。この日からプロジェクト動画をラミレス氏の公式YouTubeチャンネル「ラミちゃんねる」で順次公開する。
濱矢は2013年のドラフトで3位指名を受け楽天に入団。2019年にはトレードでDeNAに移籍し2020年オフに戦力外通告を受けた。12球団合同トライアウトに参加したものの、NPB球団から声はかからず、この日BCリーグ・茨城入りが発表された。NPB通算は40試合に登板し3勝1敗、1ホールド、防御率7.25。
ラミレス氏「昨年トライアウトを見て、高いポテンシャルがありながら枠の兼ね合いで戦力外になった選手が多い事に気づきました。そういった選手を上手に指導できれば、NPBに復帰できたり、メジャーリーグで活躍することだってできる、と思ったのがこの企画をやろうとした始まりです。濱矢はポテンシャルはすごくいいものを持っています。すごく一生懸命ですし、なんとか野球を続けたい、なんとかして野球で成功したいという気持ちも強く持っている。濱矢には『4つの課題』を与えます。その課題をクリアしたら、スカウトの皆さんにお見せする濱矢は、全く違う濱矢になっているはずです。楽しみにしてください」
濱矢廣大投手「昨年末に戦力外通告を受け、まだ1歳・2歳と幼い2人の子供たちに戦う姿を見せたいと、現役にこだわることを決めました。トライアウトでは良いところを見せられませんでしたが、メキシコリーグからオファーをいただき、単身メキシコ行を覚悟した中で今回のラミレスさんからのオファーをいただきました。本当にありがたい話ですし、ぜひトライしたいと即答しました。昨年は1年間1軍で投げることが出来ず、プロでの7年間振り返ってもきっちり結果を出せていない。今回のプロジェクトで全てを掛けて、結果を突き詰め、頑張ります」