楽天、田中将大の加入で先発ローテは残り1枠か 仁義なき争いを制するのは誰だ?

楽天・則本昂大、岸孝之、涌井秀章(左から)【写真:荒川祐史】
楽天・則本昂大、岸孝之、涌井秀章(左から)【写真:荒川祐史】

辛島「争って勝ち取って6枚そろうのが強いチーム」

 プロ13年目を迎えた30歳左腕の辛島の場合は、昨季開幕から7月いっぱいまでは中継ぎ、2軍での調整を経て、9月以降は先発に回った。今季も「先発するつもりで準備はしていますが、状況に合わせて(どちらにも対応する)、という感じです」と言う。田中将とは毎年シーズンオフに自主トレを共にしてきた仲だが、「将大さん1人が戻って来ただけで、メディアの楽天というチームに対する扱い方、注目度が変わった。将大さんは何をしても毎日記事になる。1人で活性化というか……すごいと思う」と改めて実感している。

 先発ローテ争いの激化についても、辛島は「争って勝ち取って6枚揃うのが強いチーム。いい選手がそろっていた方が強くなります」と前向きにとらえている。

 石井監督は「『4人合わせて何100勝』といわれるのは、裏を返せば既にキャリアを積んだ投手が多いということ。実際にみんな30歳を超えてきている。そういう意味で、早川もそうだが、若い子がどんどん出てこないとダメだと思う」と、“GM目線”で次代を担える若手の台頭を望んでいる。とはいえ、辛島ら30歳前後の中堅も負けてはいられない。仁義なきローテ争いの激化が、チームを8年ぶりのリーグ優勝へ近づけていく。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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