鷹・千賀は開幕に間に合うか? 工藤監督は白紙強調「まだプランは立てていない」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:代表撮影】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:代表撮影】

キャンプ初日からふくらはぎのコンディション不良でリハビリ組で調整している千賀

 ソフトバンクは10日、宮崎キャンプ第3クール2日目を迎え、このキャンプで初めてとなるシート打撃が行われた。武田翔太投手や大竹耕太郎投手、泉圭輔投手らが初めての実戦形式でマウンドに上がる中で、気にかかるのはリハビリ組で調整しているエース千賀滉大投手の状態だ。

 千賀はふくらはぎのコンディション不良のため、キャンプ初日からリハビリ組で調整を続けている。室内練習場での練習のみで、まだ本格的なランニングなどはできていない状況。この日、視察に訪れた野球に本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督も、その状態を気にかけていた。

 リハビリ組で調整を続けている右腕の状態について工藤公康監督は「ある程度のプランは作って欲しいという話はしている。開幕? まだそこまでの報告はない。走ったりしていないこと考えると、僕らは開幕に間に合ってくれれば、という思いはありますけど、無理をさせてとか、球数投げていないのに、となっちゃうと、シーズンの中でおかしくなっちゃうこともある。もうこれでいけるという状態を作ってもらいたい。焦らせるつもりはないですし、かといって、プランができれば間に合うか間に合わないのか見えてくる。その中で詰めてできるのか、詰めたら難しいというのも出てくる。まだプランを立てていないというのが現状です」と、現状でのプランは白紙であると語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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