鷹15年ドラ1高橋純、打撃投手でバット2本へし折る「思ったよりも投げられた」

打撃投手として登板したソフトバンク・高橋純平【写真:福谷佑介】
打撃投手として登板したソフトバンク・高橋純平【写真:福谷佑介】

B組でキャンプを送る高橋純は初のフリー打撃に打撃投手として登板

 ソフトバンクの高橋純平投手が10日、今キャンプで初となるフリー打撃の打撃投手に登板した。2人の打者に対して60球を投げて、2本のバットをへし折り、安打性は計6本だった。

 このキャンプをB組でスタートさせた2015年ドラフト1位の高橋純。初の打撃投手ということで、7割程度の力の入れ具合だったというものの、中村宜聖外野手、水谷瞬外野手と対戦し、それぞれ1本ずつバットを折った。安打性の当たりも許したものの、真っ直ぐで押し込むボールもあり、まずまずの打撃投手登板となった。

 初の打撃投手登板を終えた高橋純は「思ったよりも投げられました。力を入れた球はいい感じに押し込めていたボールもありましたけど、まだリリースのところが安定していないところもあった」と手応えとともに反省も口にした。

 2019年に45試合に登板したものの、昨季は怪我の影響もあって1軍登板はなし。今季は再起を誓う1年となるだけに「去年は悔しいというか甘かったなと思っています。勝負する相手は自分。A組に食らいついて、まずはオープン戦で投げられるようにしたい」と意気込んでいた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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