ヤン・ヒョンジョンが“3度目の正直”でレンジャーズ移籍 有原と日韓タッグ結成へ

韓国代表としてプレミア12にも出場したヤン・ヒョンジョン【写真:Getty Images】
韓国代表としてプレミア12にも出場したヤン・ヒョンジョン【写真:Getty Images】

KBO史上4位の通算147勝、19年プレミア12では侍ジャパンとの決勝戦に先発

 レンジャーズは12日(日本時間13日)、KBO(韓国プロ野球)・起亜からFAとなっていたヤン・ヒョンジョン投手と契約合意したことを発表した。

 マイナー契約だがスプリングトレーニングに招待選手として参加し、メジャーのロースター入りを争う。レンジャーズの先発投手でメジャーでの実績があるのはギブソンとライルズくらい。有原を含む若手投手たちと先発ローテを争うことになるとみられる。

 ヤンは2007年2次ドラフト1位で地元の起亜に入団すると、14年間でKBO史上4位の通算147勝(95敗)、防御率3.83とエースとして活躍。MVP1回、最多勝1回、最優秀防御率2回のタイトルを獲得し、2019年プレミア12では韓国代表として侍ジャパンとの決勝戦にも先発していた。

 2014年にもポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指したが失敗、2016年にもFA権を行使したが残留となっていた。今オフには1月30日に起亜を退団して、自ら退路を断ち“3度目の正直”を目指していた。

(Full-Count編集部)

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