ダルビッシュ加入のパドレスが上!? 昨季世界一ド軍との先発ローテを米サイトが比較
バウアーを加えたドジャースは層の厚さが強み
パドレスは今オフに大型補強を敢行。カブスからダルビッシュ有、レイズからブレイク・スネル両投手をトレードで獲得した。昨季の世界一ドジャースにはレッズからFAになっていたトレバー・バウアー投手が加入。こちらも先発陣をさらに強化した。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」では「ベストローテーションはどっちだ?」としてナ・リーグ西地区で優勝を争うとみられている両軍の先発ローテーションを比較している。
ドジャースとパドレスのローテーションが球界最高なのか? 今オフにダルビッシュ、スネルがパドレスに、ドジャースにバウアーが加わったことで、この質問への答えは「より肯定的になったと言える」と「ジ・アスレチック」は指摘。同サイトの両球団担当記者がそれぞれのローテーションを分析している。
ドジャースのローテーションについて、ペドロ・モウラ記者はバウアー加入前の時点でパドレスのローテーションと互角と考えていたが、加入したことで「ドジャースがリードした」としている。懸念材料はクレイトン・カーショー投手が3月に33歳になること、ウォーカー・ビューラー投手が昨年は1勝どまりで特に良い投球をしたわけではないこと、バウアーがほぼ例外なく状態の良くない球団を相手に投げていたことなどを挙げている。
しかし、ドジャースは複数の問題が生じても大丈夫だろうとも。バウアーが昨年のような活躍ができなくても、複数の投手が故障離脱しても「層の厚さが最後には勝利をもたらすだろう」としている。