巨人・原監督も村田コーチも視線釘づけ　規格外の2Mルーキーの打撃動画に感じるロマン

紅白戦など実戦結果を残し、異例の1軍キャンプ参加

　巨人のドラフト5位入団、身長2メートルの秋広優人内野手。ベテラン中心のS班が沖縄でキャンプしているとはいえ、高卒ルーキーでは異例のキャンプ1軍昇格となり、注目が集まっている。球団公式YouTubeで公開された打撃フォームはエンゼルスの大谷翔平投手を彷彿とさせるなどロマンを感じる。大型新人にかつての本塁打王・村田修一野手総合コーチも「すごいよ」「体が大きい分、打球速度が出る」「（1軍選手と）遜色なくボールが飛んでいく」と驚きの声を上げている。

　キャンプは2軍スタートも、紅白戦で7打数5安打と結果を残し、1軍に昇格。YouTubeは「規格外の18歳 秋広優人　村田修一コーチもびっくり！」とのタイトルで密着動画を公開。ティー打撃を行う姿に原監督も目を細めている。

　その後は岡本和真内野手とペアになりブルペン投球で打席に入り目慣らし。体の大きさに圧倒されている姿や左腕・高梨の“プロの球”に「あんなスライダー見たことないです」と初々しい姿も収められている。打球の飛距離は巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏を思い起こさせるエピソードが首脳陣からも紹介されており、今後の活躍に目が離せない。