鷹リチャード「半分くらいのスイング」で特大弾 初の紅白戦でアピールの一発

第1打席で本塁打を放ったソフトバンクのリチャード【写真:福谷佑介】
第1打席で本塁打を放ったソフトバンクのリチャード【写真:福谷佑介】

大竹耕太郎の低めのスライダーに対して「ミートだけする感じで打ちました」

 ソフトバンクのリチャード内野手が宮崎キャンプ第4クール3日目の15日、このキャンプで初めて行われた紅白戦で本塁打を放った。見事なアピール弾に「1番いい結果も出て、いいアピールになった」と胸を張った。

 白組の「7番・DH」で出場したリチャードは2回、上林誠知外野手が本塁打を放ったあとの1死走者なしで打席へ。2ボール2ストライクからの6球目、大竹耕太郎投手の低めのスライダーを捉えると、左翼ポール際スタンドまで打球を運んだ。

「2ストライクになったので、大振りせず、今取り組んでいる練習で思い切り振らないというのをやっているところなので、半分ぐらいのスイングでミートだけする感じで打ちました」

 王貞治球団会長や小久保裕紀ヘッドコーチからアドバイスを受け、このキャンプではフルスイングではなく“脱力スイング”に取り組んでいるリチャード。10日に行われた初のシート打撃でも「6、7割の力」で一発を放っており、これに続くアピール弾となった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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