楽天復帰の田中将大へ古巣から惜しむ声が続々 剛腕コール「笑顔が恋しいね」

楽天・田中将大【写真:荒川祐史】
楽天・田中将大【写真:荒川祐史】

グラウンドでは田中に弟子入り、プライベートでも食事に行く仲だった「笑顔が恋しいね」

 ヤンキースのエース、ゲリット・コール投手は18日(日本時間19日)、田中将大投手の“流出”を惜しんだ。昨季でヤンキースとの7年契約を終えて楽天に復帰した日本人右腕について、「確かにマサのことをちょっぴり寂しく思っているよ。また彼と一緒にプレーしたい」などと語った。地元放送局「SNY」公式ツイッターが伝えている。

 コールは2019年オフに投手史上最高額となる9年3億2400万ドル(当時356億円)でヤンキース入り。昨春キャンプ中に自らアドバイスを求めるなどしてきた。プライベートでも夫人を交えて寿司デートする仲の良さだ。この日、報道陣から「また田中と同僚としてプレーしたいか」と問われると、「それはイエスだね」と即答。田中への思いを打ち明けた。

「マサは素晴らしい人間でもあり、素晴らしいチームメート。僕らは長期的な視野で見た将来について話をしたことがあってね。『日本のファン、特にイーグルスのファンの前でプレーすることがまだやり残したことなのかもしれない』と彼が言っていた。最近テキストメッセージをたくさん送っているんだ」

「確かにちょっぴり寂しく思っているよ。笑顔が恋しいね。素晴らしい性格の持ち主なんだ。また一緒にプレーしたいよ。やり残したことが何であれ、僕はマサを応援するんだ。もしそれがヤンキースのユニホームを着てする何かだったとすれば、素晴らしいことだね。僕はイーグルスの大ファンなんだ。彼らは素晴らしいチームだと聞いている。彼のことを応援しているよ」

 コールと田中が同じユニホームでプレーしたのは2020年のみ。それでも、2人の投手には強烈な仲で結ばれているようだ。

 これまでにヤンキースのアーロン・ブーン監督も「全てを気に入っていた。彼のことが恋しくなる。監督をさせてもらったことを非常に栄誉に思える選手の1人だ」と語っていた。日米を代表する両投手が、いつかまた同じユニホームでプレーする。そんなシーンを想像したくなる。

(Full-Count編集部)

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