ダルビッシュと共にパドレス移籍　相棒カラティニが“抜群コンビ”の理由を語る

新天地でも名コンビの躍動確信「とても良い1年になると思う」

　ダルビッシュ有投手とともにトレードでパドレスに移籍したビクター・カラティニ捕手が19日（日本時間20日）、バッテリーの関係性について語った。オンライン取材に応じ「本当に良い関係だ。長い間ずっと一緒にプレーしてきて、友情を築いてきた」と強調した。

　昨季ダルビッシュが登板した全12試合でマスクをかぶったカラティニ。日本人初の最多勝に導いた名相棒は、オフに2対5の大型トレードでダルビッシュと共にパドレスに移籍した。その信頼関係は新天地でも不変で「彼は物凄い投手だ。とても努力しながら、テクノロジーを利用して多くの球種に手を加え、磨いてきた。とても良い1年になると思う」と見通した。

　多彩な変化球を操るダルビッシュ。新しい球種を習得する際の過程を問われたカラティニは「彼は新しい球をまず練習する。何度も何度も投げて、僕のところに来て、『新しい球種を覚えたよ』と言って、僕にそれを投げる」と説明。実際にその球を受けてみた上で「僕はいつも正直に、それが、良いか悪いか彼に言って、そこからどうするか話していく」と語った。

　ジェイス・ティングラー監督も「彼ら（ダルビッシュとカラティニ）には、ヒストリーがあり、とても良い関係を築いていて絆も強い」と強い信頼を置いているよう。一方で「これからどうなるか見てみたい。我々は他の捕手が彼の球を受けることにもオープンだ。キャンプを通して、全ての捕手が全ての投手を知ることは大事だし、全ての投手が全ての捕手を知ることも大事。何が起こるか分からない」と見通した。

（Full-Count編集部）