田中将大、ブルペン24球で春季キャンプ締め「真っすぐだけ、軽くですけど」

ブルペン入りした楽天・田中将大【写真:宮脇広久】
ブルペン入りした楽天・田中将大【写真:宮脇広久】

20日に楽天復帰後初登板、沖縄で2度目の登板を見据え

 楽天に8年ぶりに復帰した田中将大投手が沖縄・金武キャンプ最終日の22日、ブルペンで長坂健治ブルペン捕手を座らせ24球を投じた。

 もっとも、この日はキャンプ合流後、過去5度のピッチングとは違い、ユニホームでなくウインドブレーカー姿。相手が支配下登録の捕手でなかったのも初めてだ。長坂ブルペン捕手を座らせる前に「座ってもらえますか。真っすぐだけ、軽くですけど」と声をかけた。それでも、投球を重ねながら徐々に熱を帯び、投げる前にコースを指定するシーンもあった。

 20日の日本ハムとの練習試合で、2イニングの実戦初登板を済ませた田中将。キャンプはこの日で打ち上げ、午後2時には手締めが行われる。ただ、チームは今月いっぱい沖縄に残り、今後は練習試合、オープン戦と計5試合をこなしてから帰仙する予定。田中将も沖縄でもう1度登板する可能性があるとみられている。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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