鷹、千賀&東浜は開幕不在が濃厚に 工藤監督が示唆「時間はかかると聞いている」

ソフトバンク・千賀滉大(左)と東浜巨【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・千賀滉大(左)と東浜巨【写真:福谷佑介】

工藤監督「早められるところは早めてもらいたいとは言っている」

 ソフトバンクは26日、宮崎市内で行ってきた春季キャンプを打ち上げた。最終日は雨のため、室内練習場での練習となり、A組は打撃練習などを終え、昼前には中村晃選手会長の音頭で手締めを行った。なお、27日、28日はオリックスと練習試合を行うため、宮崎には留まる。

 約1か月に及ぶキャンプを終えた工藤公康監督は「現状いる選手であれば、80点、90点くらいだと思います」と選手たちの仕上がりに満足げな表情を浮かべた。その一方でリハビリ組で調整が続く千賀滉大投手、東浜巨投手は開幕までに復帰が間に合わない可能性が高いことを示唆した。

 千賀はふくらはぎのコンディション不良、東浜は12月下旬の新型コロナウイルス感染の影響でそれぞれキャンプはリハビリ組でスタートさせた。現状、ブルペンでの投球練習を再開させているものの、実戦登板までは至っていない。

 この日2人の状況について問われた工藤監督は「リハビリ組の方から計画は聞いてはいます。そこまでの間にしっかりと戦っていかないといけないですし、彼らが復帰して問題なく投げられるというところまでは、投手陣で助け合ってやっていければなと思っています」と言及。開幕後しばらくは千賀と東浜の不在であることを示唆した。

 また、指揮官は「時間はかかると聞いています。計画を持ってやっていくと。早められるところは早めてもらいたいとは言っている。復帰の時期はしばらくしたら分かると思います」とも。開幕まで残りちょうど1か月となったが、大黒柱2人を欠く状態で開幕を迎える公算が大きいようだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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