「どんな時でもちゃんと振る」鷹・小久保ヘッドが名前を挙げて評価した5年目野手とは?

2016年のドラフト4位で青森山田高から入団した内野手の三森大貴

 三森は2016年のドラフト4位で青森山田高から入団した内野手。2019年に1軍で24試合に出場すると、昨季も24試合に出場。本職の二塁だけでなく、一塁や三塁、そして外野もこなせるユーティリティさも持ち合わせ、このキャンプで小久保ヘッドの目に留まる存在だったようだ。

「あとは上林も8割くらいで打つ子だったんですけど、それがだいぶ100で振る回数が増えてきたんで、そうなれば彼の成長にも繋がっていくでしょうね」

「佐藤も膝の使い方を教えただけですけど、全然、イメージが変わったので。あとはゲームでの結果ですよね」

 小久保ヘッドは上林誠知外野手、佐藤直樹外野手の名前も挙げて評価を口にした。上林に関しては工藤監督も名前を出して「昨年とは違う上林くんが見られるという期待がある」とコメントしており、高い期待が伺える。2年目の佐藤直も面白い存在。脚力は周東佑京内野手にも匹敵するだけに、今後の実戦でのアピールが楽しみだ。

「ドームでの5試合である程度結果を出さないと、枠は狭いんでね。より結果というのを求めていきたいですね」と小久保ヘッド。名前の挙がった三森や上林、佐藤直だけでなく、多くの若手たちの突き上げに、ここからのオープン戦は期待したい。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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